スピード違反は否認できるのか? 切符にサインをしないのはアリ?

スピード違反は否認できるのか? 切符にサインをしないのはアリ?

スピード違反は否認できるのか? 切符にサインをしないのはアリ?

スピード違反ってうっかりしてしまうことがありますよね。

 

気を付けているつもりでも警察に呼び止められることはあります。

 

 

自分はスピードは守って運転していたつもりなのに、警察からはスピード違反として止められた。

 

でもちゃんとメーター確認してて絶対スピード違反はしてない自信がある。

 

それで切符切られるのは納得いかない・・・。

 

 

では、スピード違反は警察に止められた時点で負けなのでしょうか?

 

自分はスピード違反をしていないと弁明するチャンスはないのでしょうか?

 

この記事ではそんな疑問に答えていきたいと思います。

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スピード違反は否認できるのか?

スピード違反を否認することができるかできないかで言うと、できます!

 

しかし、警察にとって否認されることは面倒なので、認めるように仕向けられることもあります。

 

 

軽いスピード違反には青切符が切られます。

 

青切符をもらった時に払わないといけないのは反則金です。

 

青切符をもらう程度の軽い交通違反は、交通違反通告制度で処理されます。

 

交通違反通告制度とは何か?

交通違反通告制度は、反則金を納めたら前科を付けずに違反をなかったことにしてあげますよという制度です。

 

交通違反をしたということは、法律を破ったということです。

 

本来は刑事手続きをして、簡易裁判を受け、罰金を治める必要があります。

 

 

しかし、日々何件も起こる交通違反をこの方法で裁くには時間がかかりすぎます。

 

そこで生まれたのが交通違反通告制度なのです。

 

 

切符にサインをしなかったということは、交通違反通告制度を利用しないということになります。

 

そうなると、本来の刑事手続きを踏む必要が出てきます。

切符にサインをしなければスピード違反を否認をしたことになるのか?

切符にサインをしただけでスピード違反を否認したことになるかというと、そうではありません。

 

青切符にサインをするということは「私は交通違反をしたので反則金を納めます」という意味になります。

 

 

逆に言えば、青切符にサインをしないということは「私は交通違反をしていないので反則金は払いません」という意思表示になりますよね。

 

 

赤切符の場合は、否認をするかどうかに関わらずに刑事手続きを進める必要はあります。

 

反則通告制度の対象外になりますので仕方がありません。

 

 

⇒スピード違反の時効は3年? 通知や呼び出しを無視したら逃げ切れるのか?

スピード違反の否認をするにはどうすればよいのか?

上に、青切符にサインをしなければ反則金を払わない意思表示になると書きましたが、実際に否認をしたい場合はどうすればいいのでしょうか。

 

反則通告制度を使わないと言うことは裁判をする意思があるという風に解釈されます。

 

なので、反則金の支払いを拒み続けると、検察から出頭の呼び出しがかかります。

 

 

この呼び出しには絶対に応じましょう。

 

 

検察に出頭をすると、違反に関する話を聞かれ、起訴するかどうかを判断されます。

 

ただ、青切符の場合は99.9%の確率で不起訴になります。

 

不起訴ということは、有罪になる見込みがないと判断されたということです。

 

 

赤切符の場合は検察に起訴されて裁判所に行くことになります。

 

起訴するということは、有罪なので検察が裁判所に訴訟を提起するということです。

 

 

検察に行くと、略式裁判をするか、正式な裁判をするかを聞かれます。

 

スピード違反を否認したい場合は正式裁判を選びましょう。

 

略式裁判を選ぶと、ほとんどの場合で弁明をする機会を与えられないそうです。

 

 

つまり、切符を切られ、検察に出頭し、裁判を受けるという流れになります。

 

面倒な気もしますが、否認をするにはこの手順を踏むしかありません。

まとめ

スピード違反は、ほかの交通違反と同じように否認をすることができます。

 

警察からもらった青切符にサインをせず、検察の出頭要請を待ちます。

 

赤切符を切られた際は検察の言う通りに裁判を受けることになります。

 

 

青切符の場合はほとんど不起訴に終わり、赤切符の場合は裁判になります。

 

裁判を受ける場合は簡易裁判か正式裁判かを選べるので、正式裁判を選びましょう。

 

 

人間は誰でも間違いをします。

 

法律にのっとって動く警察でさえもときには間違えます。

 

警察が言っていることがおかしいと思えば、それに従う必要はありません。

 

 

時には自分を守るようにアクションを起こすことも大事です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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