先頭以外の車はスピード違反で捕まらないのか?それは取締の方法次第!

先頭以外の車はスピード違反で捕まらないのか?それは取締の方法次第!

先頭以外の車はスピード違反で捕まらないのか?それは取締の方法次第!

スピード違反の車が2台一緒に走っていた場合、警察に見つかったらどうなるのでしょうか。

 

この場合、「捕まるのは先頭の車だけ。だからなるべく先頭を走らない方がいい」というのをよく聞くと思います。

 

果たして、これは本当なのでしょうか?

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先頭以外の車がスピード違反をしてもネズミ捕りにはかかりにくい

実際、スピード違反している先頭車両について行っても捕まらなかったという声は多いと思います。

 

これは、決まった場所に機材を構えて速度測定を行う、いわゆるネズミ捕りのシステムに関係しています。

 

 

違反車両を見つけるとこれを機材でロックして速度測定を行うのですが、これができるのは1台だけ。

 

この間、続けて通過した後続車両はロックできず、速度を測定できないので証拠を得られません。

 

 

車間距離が充分に空いていれば後続車両をロックする事も可能らしいですが、近いと計測は基本的に不可能だそうです。

 

 

また、レーダー計測の場合でも、対象車両の前後50m程度以内に他の車両がいると誤作動の元になるので、車間距離が近い後続車両がいると計測できません。

 

よって、ネズミ捕りによるスピード違反の取締は、先頭を行く、あるいは単独で走る違反車両が狙われやすいのです。

先頭以外の車が捕まる事もある!?

ただ、先頭を走ってなくても捕まったという声もあります。

 

それは、パトカーや白バイを走らせて取締をしていた場合です。

 

 

違反車両を追尾しながら速度計測を行う関係上、対象はどうしても後続車両になります。

 

速度計測できるのは一度に1台だけなので、2台同時に検挙する事はできません。

 

 

また、撮影をしていない限りは運転者の特定も困難なため、現行犯以外での検挙もまずありません。

 

 

このような場合は、例え「前の車も違反していたぞ!」と主張したとしても、ついて行った自分だけが取締の対象になってしまう事になります。

 

他にも、バイパスでネズミ捕りが行われていた場合は、後続車両でも取締の対象になってしまう事があるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

以上の理由から、スピード違反で捕まらないようにするにあたって、「なるべく先頭を走らない」という手段は有効と言えます。

 

ただし、パトカーや白バイを見かけたら、先頭を走っていなくてもすぐに速度を落とすようにしましょう。

 

 

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