交通違反の持ち点は何点？ 何点引かれたら免停になるの？
交通違反をしてしまうと「点数が引かれる」って言いますよね。
でも、何点から引かれていくのでしょうか？
そして、何点引かれたら免許を停止されてしまうのでしょうか？
点数制度ってよくわからない謎な部分も多いですよね。
それでは、そんな謎な部分を一緒に見ていきましょう。
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免許の持ち点は何点なのか？
自動車の免許の持ち点は6点だと言われています。
ただし、この考え方、実は間違っています。
日本のシステムでは、交通違反の点数は加点方式であり減点方式ではありません。
つまり、6点から始まるのではなく、0点から始まるのです。
したがって、違反をしたときに「点数がひかれた」というのも実は間違いなのです。
今何点溜まっているかは確認ができる
違反点数が今何点溜まっているかは、累積点数等証明書を発行してもらうことで確認ができます。
これを発行してもらうにはまず、警察署や交番、自動車安全運転センターで申込書をもらいましょう。
そして、その申込書に必要事項を記入し、銀行や郵便局で630円払います。
すると、数日後に点数の詳細が書かれた書類が届きます。
これで自分の点数が今何点溜まっている状態なのかを確認することが可能です。
何点引かれると免停になってしまう？
日本では6点引かれると免停になってしまいます。
ただし上にも書いたように、正しくは「6点溜まると」免停になります。
なお、すでに免停をされたことがある人はその回数に応じて、4点や2点で免停になることがあります。
基本6点で免停になるのですが、どの時点から数えて6点なのかというと、3年前からです。
つまり、10年間で7点違反をしていても、過去3年以内にたまった点数が5点以内なら免停にはなりません。
3年以上前の違反は、無かったことにはなりませんがカウントもされないのです。
ちなみに、点数が15点溜まると、免許が取り消されます。
酒酔い運転などは1回で35点になるので一発で免停です。
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を徹底しましょう。
点数はリセットされることもある
条件を満たせば、交通違反の点数がリセットされて0に戻ることがあります。
まずは、1年間違反も事故もしなかった場合です。
最後の違反から1年間、無事故無違反をキープすると、点数がリセットされます。
免停明けにも点数はリセットされます。
一度免停をされ、30日から180日の停止期間を過ぎれば、点数は0に戻るのです。
また、点数のリセットには特例があり、違反をしてから3か月で点数がリセットされる場合があります。
そのためには以下の2つ条件があります。
- 過去2年以内に事故も違反もしていない
- 起こした違反が3点以下の軽いものであること
上の条件を満たしたら、3か月無事故無違反をキープしましょう。
すると、特例が適応されて点数が0に戻ります。
ややこしいですが、これもきちんとしたルールです。
日ごろから安全運転をしている人は恩恵が受けられるものですね。
まとめ
免許の持ち点は6点です。
しかし、これは実は免許の点数制度を取り違えた表現です。
最初は全員0点で、違反をするごとに点数がたまっていきます。
日本では、違反点数が6点たまると、免停になります。
そして、15点で免許が取り消しになりますので気を付けてください。
ちなみに点数は増えることもありますが、減ることもあります。
持ち点については分かっていただけましたか？
ルールも大事ですが、何よりも大事なのは安全です。
これからも安全に気を使って運転をするようにしましょう。