交通違反の点数は1年経てばリセットされる? その時の条件は?
あなたは日ごろから安全運転をするように気を付けていますか?
でも、どれだけ気を付けていても、ミスをしてしまうことがあるのが人間です。
うっかり交通違反をして、警察に止められた人もいるのではないでしょうか?
警察に止められると、青切符を切られて違反点数がたまります。
しかしこの点数、1年経てばリセットされるのでしょうか?
今回の記事では交通違反の点数が1年たてばリセットされるのかについて解説していきます。
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交通違反の点数は1年経てばリセットされるのか?
交通違反の点数は、最後の違反や事故から、1年間無事故無違反をキープできたらリセットされます。
つまり、累積点数が0に戻る計算になります。
ただし、違反を起こした事実自体は消えませんので注意が必要になります。
ちなみに「最後の違反から1年」というのがカギです。
たまに、1年間経過したら、勝手に1年前の点数が消えると思っている人がいますが、そうではありません。
「無事故、無違反で」1年間経たないといけないのです。
交通違反の点数のリセットの条件は?
警視庁の運転免許本部によると、交通違反の点数が0に戻るタイミングは、3つあります。
- 違反をしてしまってから、1年間無事故・無違反をたもった時
- 2年間無事故、無違反をキープした後に、違反をしてしまい、その後無事故無違反で3か月たった時
- 免停明け
以下、それぞれのパターンの説明をしていきます。
違反をしてしまってから、1年間無事故・無違反をたもった時
これが、最初に開設したものです。
繰り返しになってしまうので簡単に書きますが、最後の違反から、無事故・無違反で1年間経過すると、今までの点数はリセットされるということです。
2年間無事故無違反だった場合
交通違反をしたとき、直近の2年間、違反も事故もしていなかったら、点数の計算が優遇されます。
まず、違反を起こすまでの2年間は無事故無違反である必要があります。
そして、してしまった違反が3点以下の軽微なものに限り、その後3か月無事故、無違反をキープできれば、点数はリセットされるということです。
少し難しい話なので、かみ砕いて説明します。
Aさんが違反を起こした日が、2018年の9月1日だとします。
違反の内容はシートベルトを着用していなかったというもので、違反点数1点です。
Aさんが最後に違反をしたのは、2016年の8月1日です。
つまり、Aさんは2年以上違反をしていないということになります。
以上のことから、Aさんは2年間以上無事故、無違反であり、今回の違反は3点未満の軽微なものです。
したがって、もしAさんが今後3か月間、交通違反も事故も起こさなければ、2018年9月1日までにたまった違反点数は0になるというわけです。
免停明け
一度免許を停止されると、違反点数がリセットされます。
初めての免停であれば、30日間車を運転することができなくなります。
しかし、講習を受けたら、その期間を1日にすることが可能です。
違反点数が6点になると免停になるのですが、免停自体がその6点分の罰ということになります。
なので、免停が開けると、違反点数は0に戻ります。
ただし、次は4点違反点数がたまっただけで免停になってしまいます。
今まで以上に注意して運転をしましょう。
まとめ
交通違反の点数は、最後の事故や違反から1年経過すれば、0に戻ります。
また、2年間違反も事故もしていない人は特例があります。
そして、違反点数は、免停明けにもリセットされます。
点数がリセットされるタイミングは分かっていただけましたか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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